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愛したヒト。

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なんであんなに、優しい会話が出来たんだろう。

なんであんなに、優しい空気が流れてたんだろ。

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もう見つめ合って話すようなコトはなかったけれど、

右隣に目をやれば、イマのワタシにも変わらない瞳が在った。

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出会った頃とおなじ瞳で、ワタシのコトを見ていた。

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ワタシの話を優しい瞳で聞いてくれて、

自分に言い聞かせるようにしてマタ、優しい話を聞かせてくれた。

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『これでもう、認められる。』

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彼を好きだった自分のコトも、

ソノ想い出も、イマまた愛せる。

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『愛している。』

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ホントはずっと、愛して居たのかもしれないし、

だからこそ憎かったのかもしれないけれど。

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昔の自分、過ごした時間、酷い仕打ちや裏切りもスベテ、赦して居る。

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彼もちゃんと、覚えて居るし、

おなじように、痛みを残して居るかもしれない。

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受け容れてイマ、愛せるようになってワタシは、優しい気持ちで居る。

これからもきっとずっと、彼の優しさを信じ続けて、生きてゆく。

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『。。。それが愛。。。そうなんやろ?。。。』

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